”新しい未来をともに”最先端のがん治療を追求するがん治療専門クリニック ”新しい未来をともに”最先端のがん治療を追求するがん治療専門クリニック
主要ながん 2026.10.23

口腔がんとは?初期症状・原因・ステージ・生存率・治療法を解説

口腔がんの主なリスクや症状、検査から診断、ステージ別生存率や治療方法の選択について

口腔がんは、舌や歯ぐき、頬の内側など、口の中の粘膜に発生するがんの総称です。初期には強い痛みが出ないこともあり、治りにくい口内炎や小さなしこりがきっかけで見つかる場合があります。

厚生労働省の全国がん登録によると、2023年に日本で新たに診断された「口腔・咽頭がん」は23,771例で、そのうち舌がんは5,318例でした。また、2024年の人口動態統計では「口唇・口腔及び咽頭の悪性新生物」による死亡数は8,580人でした。これらは口腔がんだけの数字ではなく、咽頭がんなどを含む集計です。罹患数と死亡数では対象年も異なるため、両者を割って口腔がんの致死率や個人の予後を求めることはできません。

口の中の異変がすべてがんを意味するわけではありませんが、長く続く症状を放置しないことが大切です。この記事では、口腔がんの初期症状と口内炎との違い、原因、検査、ステージ、標準的な治療、生存率、治療後の生活まで、患者さんとご家族に必要な情報を整理します。

参考:厚生労働省「2023年全国がん登録 罹患数・率報告」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 患者数」、厚生労働省「令和6年 人口動態統計(確定数)」

口腔がんとは

口腔がんの発生した部位ごとの名称の違い

口腔がんは、口の中にある粘膜などから発生する悪性腫瘍です。口腔は食べ物を噛んだり飲み込んだりするだけでなく、味を感じ、言葉を発するためにも重要な部位であるため、病気そのものや治療が日常生活に影響する場合があります。

口腔がんには発生部位によっていくつかの種類があり、診断・治療の方針も一律ではありません。まずは口腔のどこにがんができるのか、似た名称のがんとどのように区別されるのかを確認しましょう。

口腔がんが発生する部位と種類

口腔がんは、舌、上下の歯肉、頬の内側の粘膜、舌の下の口腔底、上あごの硬い部分である硬口蓋などに発生します。唇の粘膜などに発生する口唇がんも関連する疾患として扱われますが、統計や分類によって集計範囲が異なるため、数値を比較するときには確認が必要です。

発生部位 部位の説明
舌(舌可動部) 口の中で動かせる舌の前方部分。ここに発生するがんは舌がんと呼ばれる
歯肉 上あご・下あごの歯ぐき
頬粘膜 頬の内側を覆う粘膜
口腔底 舌の下から下あご側へ続く口の底の部分
硬口蓋 上あごの天井の前方にある硬い部分

口腔がんでは、粘膜の表面を覆う扁平上皮という細胞から生じる扁平上皮がんが約9割を占めます。ただし、唾液腺由来の腫瘍など異なる性質のがんもあり、その場合には必要な検査や治療が変わります。

口腔がんと舌がん・咽頭がんの違い

舌がんは口腔がんの一種ですが、一般に口腔に属する舌の前方約3分の2(舌可動部)に生じたがんを指します。これに対して、舌の後方約3分の1に当たる舌根に生じたがんは、口腔がんではなく中咽頭がんに分類されます。

また、上あごの天井にある硬口蓋は口腔に含まれますが、その奥にある柔らかい軟口蓋は中咽頭の一部です。中咽頭がんではヒトパピローマウイルス(HPV)との関連が重要になる場合がありますが、その特徴を口腔がん全体に当てはめることはできません。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「口腔がん」、同「舌がんについて」、同「中咽頭がんについて」

口腔がんの初期症状と口内炎との違い

口腔がんでは、口の粘膜の変化やしこりが初期のサインになることがあります。初期には痛みが少なく、口内炎や歯ぐきの病気と区別しにくい場合もあるため、症状の種類だけでなく、治るまでの経過にも注意が必要です。

ただし、症状を見ただけでがんかどうかを確定することはできません。気になる病変が続く場合は、専門の医療機関で診察を受けることが大切です。

口腔がんの初期症状にはどのようなものがある?

口腔がんでみられる症状には、なかなか治らないただれや潰瘍、赤色や白色に変化した粘膜、触ると硬いしこり、局所の腫れなどがあります。舌がんでは舌の縁に病変ができることがあり、歯肉がんでは歯のぐらつきや入れ歯の不具合がきっかけになる場合もあります。

これらの症状があっても、多くはがん以外の原因で起こります。一方、痛みがないからがんではないとは判断できず、病変の広がりによっては出血、しびれ、口の開けにくさ、話しにくさ、飲み込みにくさなどが現れることもあります。

口腔がんと口内炎の違い・見分け方

一般的なアフタ性口内炎は小さな潰瘍として現れ、痛みを伴いながら比較的短期間で改善することが多い病変です。一方、口腔がんでは病変が治らずに続いたり、硬さを伴ったり、徐々に広がったりすることがありますが、初期の外見が似ている場合もあります。

白い斑点や赤い粘膜の変化も、がんだけに特有のものではありません。口内炎、感染症、外傷、白板症などさまざまな状態でみられるため、色や痛みの有無だけで自己診断しないことが重要です。

口腔がんが疑われる症状と受診の目安

口内炎のような病変が2週間以上治らない場合は、歯科口腔外科や耳鼻咽喉科などで相談する目安になります。また、しこりが急に大きくなる、出血が続く、歯ぐきが著しく腫れる、口が開きにくい、首にしこりがあるなどの変化があれば、2週間を待たずに受診してください。

症状が軽くても、同じ場所に異常が繰り返し現れる場合は、その経過を医師や歯科医師に伝えると診断の助けになります。入れ歯や歯の接触による傷が疑われる場合も、原因を調整するだけでなく、改善するかどうかの確認が必要です。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの原因・症状について」、国立がん研究センター がん情報サービス「口腔がん」

口腔がんの原因とリスク

口腔がんは、細胞に遺伝子の変化が積み重なることで発生すると考えられていますが、個々の患者さんについて原因を一つに特定できるとは限りません。喫煙や飲酒など発症リスクとの関連が確認されている要因を知ることは、予防や早期受診を考えるうえで役立ちます。

一方、リスク要因がない人にも口腔がんは起こります。生活習慣や年齢だけで病気の有無を判断することはできません。

喫煙・飲酒と口腔がんの関係

喫煙は口腔がんの重要な危険因子です。たばこの煙に含まれる発がん性物質に口の粘膜が繰り返しさらされることが関連すると考えられており、喫煙歴が長い人や喫煙量が多い人では、発症リスクが高くなる傾向があります。

飲酒も口腔がんのリスクと関連しており、特に多量飲酒と喫煙が重なるとリスクがさらに高まることが知られています。これは飲酒や喫煙をしている人が必ず発症するという意味ではありませんが、禁煙や飲酒量の見直しには予防上の意義があります。

口腔がんになりやすい人の特徴

国内の口腔がんは中高年で診断されることが多く、男性に多い傾向が報告されています。ただし、若い人や女性、喫煙・飲酒の習慣がない人にも発症するため、特定の年代や生活習慣だけを対象に注意を促すのは適切ではありません。

「なりやすい人」の特徴は、あくまで集団を対象とした統計的な傾向です。自分が当てはまるかどうかよりも、口の中の変化が続いていないか、必要な診察を受けているかを重視してください。

口腔内の慢性的な刺激や粘膜の変化

歯の鋭い部分や合わない義歯による慢性的な刺激、口腔衛生の悪化なども口腔がんとの関連が検討されています。ただし、喫煙や飲酒と比べると因果関係やリスクの大きさについて十分に確立していない点があり、「入れ歯が当たると必ずがんになる」といった説明は正確ではありません。

また、白板症や紅板症などの一部の粘膜病変は、将来がんが生じる可能性がある口腔潜在的悪性疾患として、専門的な評価や経過観察が必要になる場合があります。白板症と診断されてもすべてががんになるわけではありませんが、病変の特徴によっては生検や治療が検討されます。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの原因・症状について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がんについて」

口腔がんの検査と診断方法

口腔がんが疑われる場合、まず口の中や首の状態を診察し、必要に応じて組織を採取して調べます。がんと診断された後は、周囲への広がりやリンパ節・他の臓器への転移の有無を確認し、病期と治療方針を決めていきます。

検査の目的は、がんかどうかを確かめることと、がんがどこまで広がっているかを調べることに分かれます。すべての患者さんが同じ検査を受けるわけではなく、症状や診察結果に応じて組み合わせが選ばれます。

口腔がんが疑われる場合は何科を受診する?

口の中に治りにくい病変がある場合は、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部外科などに相談できます。普段通っている歯科で異常を指摘され、口腔がんを専門的に診療する医療機関へ紹介されることもあります。

病変の場所や大きさ、全身状態などによって適切な診療科が異なる場合があるため、初めから特定の診療科を選べなくても問題ありません。受診時には、症状が始まった時期、痛みや出血の変化、入れ歯や歯科治療の経過などを伝えると役立ちます。

口腔がんの検査・診断の流れ

視診では口腔粘膜の色、潰瘍や腫れの状態を確認し、触診では病変の硬さや首のリンパ節の腫れを調べます。がんが疑われる場合には、病変の一部を採取する生検(組織検査)を行い、顕微鏡で細胞の性質を調べることが確定診断につながります。

がんの広がりを評価するには、CTやMRIなどの画像検査が用いられます。CTは顎骨などの骨や首のリンパ節を含む広がりの評価に、MRIは舌や口腔底など軟らかい組織への浸潤の評価に役立ち、必要に応じて超音波検査やPET検査などが追加されます。

喫煙や飲酒の影響などによって、食道やほかの頭頸部にも別のがんができることがあるため、状況に応じて内視鏡検査などが検討される場合もあります。血液検査だけで口腔がんの有無を確定できるわけではなく、病理検査と画像検査などの結果を総合して診断します。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの検査・診断について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 検査」

口腔がんのステージ(病期)分類

口腔がんのステージは、がんの大きさや周囲への広がり、首のリンパ節への転移、離れた臓器への転移などを基に判断されます。病期は治療方法を選ぶ重要な情報ですが、同じステージでも発生部位や病理所見、体の状態によって治療方針は変わります。

口腔がんでは一般に、ステージ0からステージIVまでに分類し、進行した病期をさらにIVA・IVB・IVCなどに分けて扱います。病期分類の版や診断された時期によって細部の基準が異なることがあるため、実際の診断については主治医から説明された分類を確認することが大切です。

口腔がんのステージを決めるTNM分類とは

TNM分類のTは原発腫瘍、Nは所属リンパ節、Mは遠隔転移の状態を表します。口腔がんのT分類では腫瘍の大きさだけでなく、粘膜表面から深い組織へどの程度入り込んでいるかを示す浸潤の深さ(DOI)も重要です。

首のリンパ節への転移がある場合は、転移の大きさや数、位置、リンパ節の外へがんが広がっているかなども評価されます。遠隔転移とは、肺などの離れた臓器にがんが広がった状態を指し、口腔内や首のリンパ節の広がりとは区別されます。

ステージ0・1・2の口腔がん

ステージ0は、がん細胞が粘膜上皮内にとどまり、深い組織への浸潤が認められない状態です。ステージI・IIは、一般にリンパ節転移や遠隔転移が確認されない比較的早い病期ですが、腫瘍の大きさや浸潤の深さなどによって分類されます。

ステージI・IIでは、がんを取り除いて治癒を目指す手術が中心的な治療となる場合が多くあります。一方、ステージ0では病変の性質や広がりなどに応じて、切除や経過観察が検討されます。いずれの病期でも、切除範囲や頸部リンパ節への対応は病変の特徴によって異なるため、ステージが早いという理由だけで治療内容を一律には決められません。

ステージ3・4の口腔がん

ステージIIIには、原発腫瘍が大きい、あるいは深く浸潤している場合や、限られた範囲の頸部リンパ節転移がある場合などが含まれます。ステージIVA・IVBでは、周囲の組織や頸部リンパ節への広がりがさらに進んでいても、遠隔転移が認められない場合があります。

ステージIVCは、肺などの離れた臓器への遠隔転移が確認された状態です。このため、ステージIVだからといって、必ず遠隔転移があるわけではありません。手術で切除できるかどうかや、患者さんの全身状態などによって、治療の目的と選択肢は異なります。

なお、後述の生存率の章では、全国がん登録による「口腔・咽頭がん」の進展度別データを主に紹介し、口腔がん単独のステージ別データを国内研究の参考値として掲載しています。全国がん登録の進展度とTNMステージは分類が異なるため、数値を直接対応させて読むことはできません。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの検査・診断について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 検査」

口腔がんの治療方法

口腔がんの多くを占める扁平上皮がんでは、切除が可能な場合、手術が治療の中心となります。がんを取り除くことに加え、食べる・飲み込む・話す機能をどの程度保てるかも重要であり、病気の広がりと治療後の生活を考慮して方針を決めます。

早期の病変では手術だけで治療を終えることがありますが、進行した病変では頸部リンパ節への対応や再建手術、術後の放射線治療・薬物療法が必要になる場合があります。治療の組み合わせはステージだけで自動的に決まるのではなく、画像検査、手術で得られた病理結果、全身状態、患者さんの希望などを踏まえて検討します。

口腔がんの手術療法

手術では、がんのある部分と必要な範囲の周囲組織を切除します。舌や頬の粘膜などに限られた小さな病変であれば、切除範囲が比較的小さく済むこともありますが、深い組織や顎骨まで広がっている場合には、舌の一部や顎骨などを含む広い切除が必要になります。

治療方針を考えるうえで重要なのが、首のリンパ節への対応です。口腔がんは頸部リンパ節に転移することがあり、転移が確認されれば頸部郭清術によってリンパ節を取り除くことが検討されます。画像検査で転移が見つからなくても、腫瘍が深く入り込んでいるなど潜在的な転移のリスクが高いと判断された場合は、予防的な頸部郭清術などが選ばれることがあります。

広い切除によって口腔内に大きな欠損ができる場合には、腕や太ももなどから採取した皮膚・組織、必要に応じて骨などを移植する再建手術を行います。再建は口の形だけでなく、食事や発音の機能回復を目指すものですが、元の状態に完全に戻るとは限りません。そのため、手術前から歯科、リハビリテーション、栄養管理の担当者と協力して準備することが大切です。

口腔がんの放射線治療・化学放射線療法

放射線治療は、手術後に残っている可能性のあるがん細胞を抑え、再発の危険を減らす目的などで用いられます。手術が難しい場合には、病状や体の状態に応じて、放射線治療を中心に根治を目指すこともあります。また、早期の舌がんなど一部の病変では、専門施設で組織内照射(小線源治療)が検討されることがあります。

手術後に追加治療が必要かどうかは、切除した組織の病理検査が大きな判断材料になります。例えば、切除した端までがんが及んでいる「切除断端陽性」や、転移したリンパ節の外側までがんが広がっている「節外進展」などは、再発リスクを考えるうえで重要な所見です。こうした高リスク所見がある場合は、シスプラチンなどを併用する術後化学放射線療法が検討されます。一方、病期やその他の所見によっては放射線治療のみが選択され、すべての患者さんに抗がん薬を併用するわけではありません。

放射線治療中には、強い口内炎や飲み込みにくさ、味覚の変化などが起こることがあります。治療後も口腔乾燥、虫歯の増加、顎骨への障害などに注意が必要になるため、治療前からの歯科受診や口腔ケア、栄養・嚥下の支援を組み合わせて進めます。

口腔がんの薬物療法

薬物療法には、細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などがあります。例えばシスプラチンは化学放射線療法で使われ、切除できない再発・遠隔転移性の頭頸部扁平上皮がんでは、ペムブロリズマブやニボルマブなどを含む治療が検討されることがあります。ただし、同じ頭頸部がんでも薬剤ごとに承認された対象や使う時期が異なります。

再発・遠隔転移に対する薬剤の選択では、それまでにプラチナ製剤などを使用したか、がん細胞や周囲の免疫細胞におけるPD-L1の発現状況、腎機能や合併症などを確認します。薬剤名だけで治療の優劣が決まるわけではなく、がんを抑える効果と副作用の両方を比較することが必要です。

また、2026年2月19日には、ペムブロリズマブについて「局所進行頭頸部癌における術前・術後補助療法」が国内で追加承認されました。承認の根拠となったKEYNOTE-689試験では、手術可能なIII期・IVA期の局所進行頭頸部扁平上皮がん患者さんが対象となり、口腔がんも含まれています。

ただし、すべての口腔がん患者さんに適用される治療ではなく、病期、病理組織型、PD-L1の発現状況(CPS)、全身状態などを踏まえて適応を判断します。手術前後に免疫チェックポイント阻害薬を組み込むかどうかは、期待できる効果と副作用、ほかの標準治療の選択肢も含めて検討されます。

薬物療法では、抗がん薬による骨髄抑制・腎機能障害・吐き気などのほか、免疫チェックポイント阻害薬による肺、腸、内分泌臓器などの炎症にも注意が必要です。治療中に新しい症状が出た場合には自己判断せず、担当医療チームへ相談します。

病期や手術後の所見で治療はどう変わる?

口腔がんでは、同じステージでも治療の組み合わせが異なります。次の表は代表的な判断の方向性を整理したもので、個々の患者さんに適用する治療を決める表ではありません。

病状・検査結果 治療方針の考え方
比較的早期で切除可能 原発巣の手術が中心。リンパ節転移のリスクに応じて頸部への対応も検討する
局所進行だが切除可能 広い切除・頸部郭清・再建を組み合わせ、必要に応じて手術前後の薬物療法や術後放射線治療を検討する
術後に再発リスクの高い所見 病理結果に応じて術後放射線治療や化学放射線療法を検討する
切除不能な局所進行がん(遠隔転移なし) 放射線治療や化学放射線療法などによって、根治を目指せるか検討する。病変の広がりや全身状態によって方針は異なる
遠隔転移がある、または局所治療が難しい再発がん 薬物療法を中心に、必要に応じて放射線治療や緩和ケアを組み合わせ、がんの制御と症状の軽減を目指す

患者さんにとっては、「なぜその治療を勧められたのか」「術後の追加治療はどの結果で決まるのか」「食事や発音にどのような影響が考えられるのか」を確認することが重要です。手術や薬物療法の詳しい適応は診断時期にも左右されるため、最新の国内承認情報を踏まえて主治医と相談しましょう。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの治療について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 治療」、厚生労働省「ペムブロリズマブの最適使用推進ガイドライン改正通知」(2026年2月19日)、PMDA「キイトルーダ点滴静注100mg 医療用医薬品情報」

口腔がんの生存率と予後

口腔がんの生存率は、診断時のがんの広がりや治療内容などによって変わります。ただし、統計を読むときは、口腔がん単独のデータなのか、咽頭がんも含むデータなのかに加え、病期の分類方法や生存率の指標にも注意が必要です。

ここでは、対象数の多い全国がん登録の「口腔・咽頭がん」5年純生存率を主データとして紹介し、口腔がん単独のステージ別生存率を報告した国内研究を参考として補います。両者は同じ患者集団を比べたものではないため、数値の違いにも説明を加えます。

全国がん登録でみる口腔・咽頭がんの5年生存率

厚生労働省が2026年に公表した「2018年全国がん登録5年生存率報告」では、2018年に診断された15歳以上の口腔・咽頭がん患者について、進展度別の5年純生存率が示されています。対象は口唇・口腔・咽頭のがんを含むICD-10のC00~C14であり、口腔がん単独の生存率ではありません。

この統計の「限局」はがんが原発部位にとどまる状態、「領域」は近くの組織やリンパ節に広がった状態、「遠隔」は離れた臓器などへの転移がある状態を指します。進展度によって5年純生存率には差がみられますが、この区分は前章で解説したTNMステージⅠ~Ⅳとは異なります。

進展度 5年純生存率 集計対象数
限局 80.7% 8,638例
領域 53.3% 11,255例
遠隔 13.0% 976例
進展度不明 35.0% 1,908例
全体 60.4% 22,777例

出典:厚生労働省「2018年全国がん登録5年生存率報告」表4。2018年診断例、15歳以上、男女計、口腔・咽頭がん(C00~C14)。「全体」には進展度不明の症例を含む。

「5年純生存率」は、一般人口の死亡状況などを考慮して、がんによる生存への影響を推定する統計指標です。全国規模で集計された数値として重要ですが、口腔がんだけでなく咽頭がんなども含むため、口腔がんの各ステージにそのまま当てはめることはできません。

口腔がんのステージ別5年生存率(国内研究の参考値)

口腔がん単独のステージ別の成績としては、大阪医科薬科大学の研究が参考になります。2024年に公表された研究では、1999年9月~2023年3月に同施設で診療した口腔がん患者543例を対象に、ステージⅠ~Ⅳの5年疾患特異的生存率が報告されています。

疾患特異的生存率は、対象のがんによる死亡に着目した指標です。全国がん登録で使われる「純生存率」とは推定方法が異なるため、両者の割合を直接比較することはできません。

ステージ 5年疾患特異的生存率
Ⅰ期 91.5%
Ⅱ期 81.2%
Ⅲ期 62.1%
Ⅳ期 48.5%

出典:野呂恵起ほか「当科における口腔癌の治療成績―24年間の検討―」『耳鼻咽喉科臨床 補冊』2024年、165巻、1~6頁。論文DOI。公開抄録に記載された研究数値に基づき独自に整理。研究全体の対象は543例で、各ステージの症例数や病期分類の版は公開抄録では確認できていない。

研究全体の5年疾患特異的生存率は71.8%と報告されています。ただし、これは単一施設で約24年間に診療された患者の成績であり、543例がそれぞれのステージに含まれるわけではありません。日本全国の口腔がん患者にそのまま当てはまる数値ではなく、病期別の参考値として捉える必要があります。

「遠隔」13.0%と「ステージⅣ」48.5%の差はなぜ?

二つの表で最も大きな違いに見えるのが、全国がん登録の「遠隔13.0%」と、大学研究の「ステージⅣ48.5%」です。しかし「遠隔」と「ステージⅣ」は同じ患者集団を指していません。 全国がん登録の「遠隔」は離れた臓器などへの転移がある症例を指しますが、口腔がんのステージⅣには、遠隔転移がなくても周囲の組織や頸部リンパ節に大きく広がったIVA・IVB期が含まれます。遠隔転移がある場合はIVC期に分類されます。

さらに、全国がん登録は口腔・咽頭がんを含む2018年診断例の「5年純生存率」であるのに対し、大学研究は口腔がん単独の1999~2023年の診療症例に基づく「5年疾患特異的生存率」です。対象施設、症例の構成、診断・治療時期、算出指標が異なるうえ、大学研究の公開抄録ではステージⅣの内訳(IVA・IVB・IVCの症例数)を確認できません。そのため、数値の差を特定の一つの理由だけで説明したり、片方の数値がもう片方より正確だと判断したりすることはできません。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの検査・診断について」、厚生労働省「2018年全国がん登録5年生存率報告」、野呂恵起ほか(2024年、上記論文)

ステージ以外で口腔がんの予後に関わる要素

口腔がんでは、同じステージでも予後が同じとは限りません。がんの浸潤の深さ、頸部リンパ節への転移の有無、転移したリンパ節の外への広がりなどは、治療方針や再発リスクを考えるうえで重要です。

手術を受けた場合は、切除した組織の端にがんが残っていないかといった病理所見も参考になります。発生部位、年齢や全身状態、治療への反応なども一人ひとり異なるため、生存率の表だけから治療の効果や今後の経過を予測することはできません。

生存率の見方と個人の経過

5年生存率は、一定の条件に当てはまる患者集団の生存状況を統計的に示すものです。個々の患者さんがあと何年生きられるかを示す数字ではありません。とくにステージⅣでは、切除できる局所進行がんと遠隔転移があるがんで、治療の目的や見通しが大きく異なります。

また、生存率は過去の患者さんの診断・治療状況に基づくため、現在の治療環境をそのまま表すとは限りません。ご自身の見通しを知りたい場合は、ステージだけでなく画像検査や病理結果、全身状態を踏まえ、担当医と治療の目的や期待できる効果について相談することが大切です。

口腔がんの再発と転移

口腔がんの治療後には、がんが再び見つかることがあります。再発した場所が口腔内なのか、頸部リンパ節なのか、離れた臓器なのかによって、必要な検査と治療方法が変わります。

再発を心配して症状だけを探すのではなく、定期的な診察を続けながら、気になる変化があれば予約日を待たずに相談することが大切です。再発が見つかっても、場所や広がりによっては治癒を目指した治療が検討できる場合があります。

口腔がんの再発・転移が起こる部位

口腔がんの再発には、もともとがんがあった舌・歯肉などの付近に再び発生する「局所再発」と、首のリンパ節に病変が現れる「領域再発」があります。これらとは別に、肺などの離れた臓器にがんが見つかる「遠隔転移」もあります。

例えば、治療後に口の中の潰瘍やしこりが治らない、以前と違う痛みが続く、首に新しいしこりを触れるといった変化があれば、治療を受けた医療機関へ相談しましょう。ただし、こうした症状は感染や治療後の変化でも起こるため、症状だけで再発と決めつけることはできません。

また、口腔がんの治療後には、口腔がんとは別に咽頭・食道・肺などで新しいがんが見つかることもあります。新たに生じた別のがんは「重複がん」と呼ばれ、口腔がんの転移とは区別して検査・診断します。

再発を早期に確認するための経過観察

治療後の診察では、口腔内の粘膜や手術した部分、首のリンパ節などを確認し、必要に応じて画像検査や生検を行います。治療方法によっては、再発の有無だけでなく、飲み込みや発音、口腔乾燥、歯や顎骨の状態もあわせて評価します。

国立がん研究センターは口腔がん治療後の経過観察について、最初の1年間は1~2か月ごとを一つの目安とし、その後は状態に応じて受診間隔を広げながら、長期的に確認することを案内しています。実際の受診間隔は再発リスクや治療内容で異なるため、自己判断で定期診察を中断しないことが重要です。

再発した場合の検査と治療

再発が疑われるときは、診察に加えてCT・MRIなどの画像検査や、必要に応じて組織を採取する生検を行い、病変の位置と広がりを確認します。また、初回治療の手術範囲や、以前に放射線を当てた場所・線量、現在の全身状態などを調べ、追加の治療が可能かを検討します。

口腔内や頸部の一部に限られた再発で、再び切除できる場合は、手術によって治癒を目指すことがあります。切除できない場合や、以前の治療内容によっては放射線治療を検討することもありますが、再照射には強い副作用の危険があるため慎重な判断が必要です。遠隔転移がある場合などには、免疫チェックポイント阻害薬を含む薬物療法が治療の中心となることがあります。

再発後の治療では、がんを抑える可能性だけでなく、食事や会話を続けられるか、痛みや呼吸・嚥下の症状をどう軽減するかも重要です。緩和ケアは治療をやめるときだけのものではなく、がんに対する治療と並行して利用できます。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの療養について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 治療」、米国国立がん研究所(NCI)「Lip and Oral Cavity Cancer Treatment(PDQ)」

口腔がんの治療後の生活と後遺症

口腔がんの治療では、がんの治療成績と同じように、その後の日常生活を見据えることが重要です。口の中は食べる、飲み込む、話す、味わうなど多くの機能を担っており、手術の範囲や放射線治療の有無によって、治療後に必要となる支援が異なります。

後遺症の程度には個人差があり、治療後に時間をかけて改善する症状もあれば、長期的な対応が必要になる症状もあります。治療前から医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士などと相談し、生活機能を保つための計画を立てることが大切です。

食事・飲み込み・発音への影響

舌や口腔底、顎などを切除した場合、食べ物を口の中で動かしにくい、うまく噛めない、飲み込む際にむせる、言葉が発音しにくいといった変化が起こることがあります。こうした影響は切除した部位や範囲、再建方法、残っている組織の働きなどによって異なります。

嚥下機能の評価を受け、必要に応じて食べ物の形状を調整したり、飲み込む訓練を行ったりすることで、安全に食事を続ける方法を探します。また、言語聴覚士による発音訓練、歯科補綴装置の利用、栄養補助などが役立つ場合もあり、回復の目標は患者さんの状態に応じて設定されます。

治療直後に十分な食事がとれない場合には、経管栄養などで栄養を補うこともあります。こうした対応が必要になっても必ずしも一生続くわけではなく、回復状況に応じて食事の方法を調整していきます。

治療後の口腔ケアと生活上の注意点

放射線治療を受けた後は、唾液の分泌が減って口が乾きやすくなったり、味覚の変化や粘膜の炎症が続いたりすることがあります。口腔乾燥は食事や会話だけでなく虫歯のリスクにも影響するため、保湿や口腔清掃、歯科での継続的な管理が重要です。

また、顎骨に放射線が照射された場合には、まれに顎骨の障害が問題になることがあります。抜歯などの処置が必要になったときは、放射線治療歴を歯科医師に伝え、主治医と連携して対応することが大切です。

治療後の体重減少や食べづらさが長く続く場合には、食事内容の工夫だけで解決しようとせず、栄養サポートや嚥下リハビリテーションを相談してください。こうした支援は治療後の生活の質を保つための医療の一部であり、がん治療と切り離して考える必要はありません。

参考:国立がん研究センター「口腔がんの療養について」、国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 治療」

口腔がんの予防と早期発見

口腔がんを完全に防ぐ方法はありませんが、発症リスクに関係する生活習慣を見直すことは予防につながります。また、口の中は自分で変化に気づける場合がある部位のため、普段と異なる状態を長く放置しないことも大切です。

ただし、セルフチェックだけで口腔がんを発見できるとは限りません。見えにくい部位に病変ができることもあるため、気になる症状がある場合は専門家の診察を受けてください。

口腔がんのリスクを減らす生活習慣

口腔がんのリスクを減らすためには、禁煙し、飲酒量を控えることが重要です。喫煙や多量飲酒は口腔がんだけでなく、咽頭や食道など別の部位のがんにも関連するため、こうした生活習慣の見直しは全身の健康にとっても意味があります。

歯や義歯が粘膜に繰り返し当たる場合や、口腔内の清掃が難しい場合には、歯科で状態を確認し、必要な治療や調整を受けましょう。口腔ケアは虫歯や歯周病を防ぎ、治療前後の口腔環境を整えるうえでも大切ですが、それだけで口腔がんの発症を確実に防げるわけではありません。

口の中のセルフチェックと定期的な診察

鏡で舌の表面と左右の縁、頬の内側、上下の歯ぐき、舌の下などをときどき確認し、治りにくいただれ、赤色や白色の変化、しこりがないかに注意する方法があります。見えにくい場所もあるため、異常が見つからなくても、痛みや違和感が長く続く場合は診察を受けてください。

日本では、舌がんについて国の指針に基づくがん検診は定められていません。セルフチェックや通常の歯科診察は、異変に気づき専門診療につなげるきっかけになりますが、死亡率を下げる効果が確立した集団検診と同じものとして説明することはできません。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「舌がん 予防・検診」、国立がん研究センター「口腔がんの原因・症状について」

口腔がんの治療方針に迷ったときは

口腔がんの治療には、病気の進行を抑えるだけでなく、食事や会話など大切にしたい生活をどのように守るかという課題もあります。治療を決めるときには、医学的な効果や合併症について理解するとともに、患者さん自身が何を重視したいかを医療チームに伝えることが重要です。

診断直後は情報が多く、すぐに判断するのが難しい場合もあります。疑問点を整理して主治医に確認し、必要に応じて別の専門医の意見を聞くことも、納得して治療を選ぶための方法の一つです。

治療を選択する際に確認しておきたいこと

主治医には、現在の病期とその根拠、治療の目的、推奨される標準治療、考えられる代替案を確認しましょう。手術を予定している場合は、切除する部位や範囲、再建の方法、頸部リンパ節への対応などを聞いておくと、治療後の生活を具体的に考えやすくなります。

また、飲み込みや発音への影響、治療後の食事方法、仕事への復帰、治療期間、副作用への対応なども重要な相談事項です。治療の利点だけでなく限界や予想される負担について説明を受け、不明な点を残したまま選択しないようにすることが大切です。

セカンドオピニオンや専門医療機関への相談

セカンドオピニオンは、現在の主治医による診断や治療方針を踏まえて、別の医師の意見を聞くための制度です。通常は病理診断の結果や画像資料、これまでの治療歴などを持参して相談し、治療の選択肢や各方法の特徴について理解を深めます。

口腔がんでは治療後の機能が生活に深く関わるため、必要に応じて頭頸部外科、歯科口腔外科、放射線治療科、形成外科などが協力して診療する施設の意見を聞くことにも意味があります。ただし、セカンドオピニオンを受けるために必要な治療を無断で中断せず、受診の時期も含めて主治医と相談してください。

医療機関や相談先の探し方に困ったときは、全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている「がん相談支援センター」を利用できます。当グループの相談窓口については無料電話相談・個別医療相談をご覧ください。

参考:国立がん研究センター がん情報サービス「がん相談支援センター」、国立がん研究センター がん情報サービス「口腔がん」

まとめ

口腔がんは舌や歯肉、頬粘膜などに発生するがんで、初期には強い痛みがない場合もあります。治りにくい口内炎や粘膜の色の変化、しこりなどに気づいたときは、がんと決めつける必要はありませんが、放置せず歯科口腔外科や耳鼻咽喉科などに相談しましょう。

治療では、がんの進行度や発生部位、全身状態などに応じて手術を中心とした標準治療が検討されます。生存率は病状を理解する参考になりますが、口腔がん以外を含む統計も多く、数値だけで自分の余命や治療効果を判断することはできません。

また、口腔がんの治療は食事や発音などの機能にも関わるため、治療前から生活への影響を確認することが大切です。検査結果や治療方針に疑問がある場合は主治医に相談し、必要に応じて専門医療機関やセカンドオピニオンを活用しながら、ご自身が納得できる選択につなげてください。

再発・転移・ステージ4

諦めないがん治療の選択肢があります。

今の治療に限界、不安を感じている方緩和ケアを提示された方へ10種のがん治療から次の一手をご提案します。

  • 治療実績5,000回以上
  • ステージ4に対する豊富な治療実績
  • 難治性を含む幅広いがん種に対応
  • 全国展開4都市 (東京・名古屋・大阪・福岡)
  • 標準治療との複合治療も可能
  • 往診、当日治療も可能

がん光免疫療法、核酸医薬、分子標的ワクチン療法など、様々な治療法を用いてあなたのがんと闘います。

がん中央クリニックグループ

がん治療専門クリニック

がん中央クリニックグループ

東京名古屋大阪福岡

再発・転移・ステージ4でお悩みの方、
標準治療中で今後に不安がある方へ。

まずは、ご自身に合った相談方法をお選びください

がん情報サポートサイト編集部

がん中央クリニックグループ

がん情報サポートサイト編集部

がんと向き合うすべての方へ。
知りたいことに寄り添い、大切な選択の助けとなる情報をお届けします。

がんと診断されたとき、治療を選ぶとき、何を信じればいいのか迷うことがあるかもしれません。私たちがん中央クリニックグループの「がん情報サポート編集部」は、そんな不安に寄り添い、信頼できる医療情報をお届けするために生まれました。

医師や看護師、医療ライター、患者支援スタッフが協力し、専門的な知識を、わかりやすく、正確に発信することを心がけています。

「本当に知りたいことが、きちんと届くように」そんな想いを込めて、これからも情報をお届けしていきます。

・本記事は、がん治療や予防に関する一般的な情報を提供するものであり、医師による診断・治療の代替とはなりません。
・記載された内容は作成日時点のものであり、医学の進歩や治療法の更新により変更される可能性があります。最新の情報については、医療機関や公的機関の情報をご確認ください。
・記事の内容は執筆者の見解に基づくものであり、本記事が所属するサイトの公式な見解を示すものではありません。
・記事に掲載される情報の正確性・完全性には細心の注意を払っていますが、内容の保証はできません。
・がん治療や医療に関する意思決定を行う際には、必ず主治医や専門医と相談し、ご自身の責任において判断してください。
・本記事の情報を利用したことによる損害・不利益について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
・本記事内の情報には、研究段階の治療や承認されていない治療に関する記載が含まれる場合があります。これらの情報については、必ず専門家とご相談の上でご検討ください。
・本記事で提供する情報は参考情報であり、特定の治療や医薬品の使用を推奨するものではありません。
本記事では、できる限り正確な情報提供を心掛けておりますが、掲載情報の最新性・正確性を保証するものではありません。情報のご利用にあたっては、ご自身の責任で判断いただきますようお願いいたします。