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光免疫療法

がん細胞を光で狙い撃つ。「第5のがん治療」と期待される先端医療

光の照射(レーザー光線)によって局所的ながん細胞の破壊。がん細胞に対する免疫を活性化させ全身の転移巣にも治療効果を与える治療法です。がん光免疫療法は、光線力学的療法(PDT)の一種で、90年代より一部のがんについては保険承認されており、世界各国で研究が進む最先端の治療法です。

Point光免疫療法×がん治療

  • 体への負担が少なく年齢やステージ問わず治療可能である。
  • 週に1回、通院(日帰り)治療のため普段の生活を保ったまま治療可能。
  • がん細胞だけを選択的に破壊するので周りの正常細胞への影響が少なく治療後の副作用が極めて少ない。
  • 標準治療(手術・放射線・手術)と併用して治療可能である。
  • 免疫細胞の活性化により再発がん、転移がんの原因となる全身に散ったがん細胞も攻撃することが期待できる。
  • 局所治療と全身治療、W効果を持つ。
選択的にがん細胞を狙い撃つがん細胞のみを死滅させる

選択的にがん細胞を狙い撃つがん細胞のみを死滅させる

標的となるがん腫瘍に蓄積させた光感受性物質にレーザー光を当て、光エネルギーによる化学反応で生じた活性酸素によりがん細胞を死に至らしめます。 レーザー自体は手をかざしても熱さを感じないくらいの低エネルギーですが光感受性物質と反応して光化学反応を起こします。それにより、がん細胞に傷害を与えるとともに、がん組織を取り巻く血管にもがん細胞を栄養を送らないように遮断し、がん細胞を壊死させます。
局所的治療×全身治療免疫細胞の活性化によりがん細胞を攻撃

局所的治療×全身治療免疫細胞の活性化によりがん細胞を攻撃

がん光免疫療法はレーザー光を照射した局所的な攻撃だけではありません。レーザー光の照射によって破壊されたがん細胞から、がん細胞の抗体(がんの目印)が放出されます。近くの正常な免疫細胞が、放出された抗原(がんの目印)を取り込み、免疫細胞が残ったがん細胞に対して攻撃が増強するという効果も見込めます。光免疫療法は局所的な効果だけではなく、転移がんのように全身に散らばったがん細胞に対する免疫力を高める事も可能です。
正常細胞にはダメージを与えずがん細胞のみを狙う低侵襲で、正常細胞を傷つけずにがん細胞のみを破壊

正常細胞にはダメージを与えずがん細胞のみを破壊する低侵襲治療

照射されるレーザー光は、光感受性物質が集積した細胞のみに効果をもたらすため、光感受性物質が集積していない他の細胞には障害は生じません。低侵襲で、正常細胞を傷つけずにがん細胞のみを破壊します。また、レーザー光というと細胞を焼き切るというイメージがもたれがちですが、治療に使われるレーザー光は、レーザーメスに使われるような高出力レーザーではなく、手にかざしてもほとんど熱さを感じないほど出力の弱いレーザーになります。重要なのは光感受性物質を反応させる波長を持った光を照射することであり、一般販売されているレーザーポインター程度の低出力光が用いられます。
三大標準治療との併用も可能相乗効果を狙った複合治療という選択

三大標準治療との併用も可能相乗効果を狙った複合治療という選択

光免疫療法は標準治療(手術、抗がん剤、放射線)の治療効果を妨げる事はありません。併用する事で取りきれなかった目に見えないがん細胞のマイクロ転移を防いだり、 薬剤耐性を持ったがん細胞を攻撃したり、さまざまな相乗効果が期待できます。​近年では標準治療では対処できないがんを取り残さない為にも標準治療と先端医療を平行に行う複合治療も増えつつあります。

名古屋がん中央クリニックで使用する光感受性物質

  • ICGリポソームがん細胞(腫瘍)に集まる光感受性物質

    ICGリポソームとは、光感受性物質であるインドシアニングリーン(ICG)を組み込んだリポソームです。ICGは特定の波長の光を吸収して熱と一重項酸素を発生することによりがん細胞や新生血管を破壊します。
    当院では特殊な技術を使ってステルス化したリポソームを使っている為、免疫に捕捉されることなく光感受性物質ががん細胞に集まることが期待できるので、従のリポソームよりも効果が見込めます。

  • タラポルフィンリポソームがん細胞(腫瘍)に集まる光感受性物質

    タラポルフィンリポソームとは、光感受性物質であるタラポルフィンを組み込んだリポソームです。タラポルフィンは特定の波長の光を吸収して一重項酸素を発生することによりがん細胞や新生血管を破壊します。

リポソームとは?

リポソームとは、脂質二重層からなる球形の小胞であり、医薬品を体内に運ぶためのベクターとして使用されます。がん細胞は、周囲に新生血管をつくることにより酸素や栄養を取り込みますが、この血管は通常の血管より目が粗いのが特徴です。そこで、上記の光感受性物質を組み込んだリポソームの大きさを調節することによりがん細胞や周囲の新生血管に光感受性物質を集中させることが可能になります(EPR効果)。

光免疫療法について

治療可能なステージ・再発・転移

  • ステージⅠ
  • ステージⅠⅠ
  • ステージⅠⅠⅠ
  • ステージⅠV
  • 再発がん
  • 転移がん

治療可能ながん種

画像で確認可能ながんに限ります。

  • 治療概要

    インフォームド・コンセントにてご説明後、同意書にご記入いただいた上で治療を開始します。
  • 治療方法

    通院治療。2日間連続の治療を5回(全10回)
    ※患者様の状態により通院数が異なる場合が御座います。
  • 所要時間

    1時間~2時間(使用する薬剤によって異なります)
  • 副作用

    日焼けの可能性があります。
  • 料金

    光免疫療法(ICG):1,375,000円(税込)
    光免疫療法(タラポルフィン):1,925,000円(税込)

医療のグローバル化を目指して。

がん医療の新たな選択肢を生み出す。

患者様一人ひとりに合った医療提供を実現させるために 世界の新しい医療を取り入れるよう努めています。

全身治療×局所治療治療一覧

名古屋がん中央クリニックでは「光免疫療法」の他にも以下の治療法を提供しています。

  • コロイドヨード療法

    コロイドヨード療法

    元素であるヨード(ヨウ素)を水素と結合させコロイド化する事により、ヨードが持つ毒性をなくし、細胞が利用できるようにしたものです。 コロイドとはイオンや分子よりも大きい粒子が気体、液体、固体中に分散している状態のことで、いろいろな物質は身体内でコロイド状態で細胞に供給されます。

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  • がん抑制遺伝子

    がん抑制遺伝子

    がん抑制遺伝子とはがんの発生などを抑制するタンパク質を作る情報を持つ遺伝子になります。がん抑制遺伝子が存在するとがんの成長などを抑制するタンパク質をたくさん作ってがんを抑制することが期待出来るのですが、がんになるとこの遺伝子が欠損することが多く、がんを抑えるタンパク質が作られることが期待出来ません。欠損しているがん抑制遺伝子を外から導入することで生物が本来持つがんを抑制する機能を取り戻すことを目的とします。点滴による治療方法になります。

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  • 核酸医薬

    核酸医薬

    DNAやRNAといった遺伝子情報を司る「核酸」を基本骨格としたものが「核酸医薬」です。 近年、急速にがん治療への実用化が進んでおり、次世代医薬品としても注目を浴びています。人工的に作ったmRNAを体内に投入し、がんの元であるがん遺伝子に直接作用する事で、治療が困難とされてきた病気でも治療が可能になると期待されています。 高い治療効果のみだけではなく、攻撃する標的が定まっている事から正常細胞への影響が少な副作用がとても少ないのも特徴です。

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未来と健康の実現を目指します。