腹膜播種治療専門外来

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腹膜播種治療専門外来のご案内

がん中央クリニックグループでは、新たに腹膜播種治療専門外来を設立いたします。これにより、腹膜播種に苦しむ患者様に対し、より包括的かつ先進的な治療を提供することが可能になりました。

腹膜播種は、非常に難治的ながんの一つであり、これまでの医療機関では完全な治癒が難しいとされてきました。しかし、新設される腹膜播種治療専門外来では、当グループで提供している先端医療技術を複合的に組み合わせた、個々の患者様に適した治療プランをご提案致します。

腹膜播種治療専門外来の開設により、より多くの方々に希望と新しい未来を提供することができると心より信じております。

腹膜播種の治療プランの提供は、東京がん中央クリニックのみとなりますが、他のクリニックでも提供を予定しています。詳細につきましては、順次ご案内をさせていただきます。

詳細な情報や予約については、お電話、またはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

  • 当グループの腹膜播種治療(以下、本治療)は、国内未承認医薬品を用いた施術が含まれます。公的医療保険は適用されません。
  • 本治療は局所注入(局所注射)を行いますので、ある一定の腹水貯留がある方のみ対象となります。
  • 通常1回の治療を基本としていますが、患者様の状態により1回目以降も継続する場合があります。(治療費は回数問わず1回12万円(税込))
  • 本治療に用いられる治療タンパク、核酸医薬は、がん種毎にターゲットとなる遺伝子を指定し、環状DNA、shRNAの合成を委託している久留米大学発のバイオベンチャー、株式会社GCTに製造を委託し、最終調合を院内で行っています。
  • 本治療で用いられる治療タンパク、核酸医薬は、日本国内に同一成分や性能を有する承認薬はありません。
  • 本治療は稀にアレルギー反応やアナフィラキシーショックが極稀(0.3%)に起こることがありますが、事前にアレルギー反応テストを行ない安全を確保した上で治療を開始します。
    その他に、注射の際に痛みや皮下血腫、神経損傷など合併症が起きることがあります。(一般的な採血・注射・点滴同様)